Saturday 15 February 2014

エネミー・オブ・アメリカ

原題は「Enemy of the State」
トニー・スコット監督の1998年の映画です。
夕べ、BBCでやっていたので、見た事ないと思って見始めたら、最初のシーンで、
あれ、なんかこれ見た事ある・・・。
見た事あったようですが、ストーリーはほとんど忘れていたので、しっかり見させていただきました。

IT'S NOT PARANOIA. IF THEY'RE REALLY AFTER YOU.

ウィル・スミス演じる主人公が、意図せず重大殺人事件の犯行が記録されたビデオを手に入れてしまい、それを狙う組織から付け狙われるという話ですが、その付け狙いようが集団ストーカー並みに執拗なんです。
やり方としては盗聴器や発信器をしかけたりと説明の付く方法ですが、最新鋭のハイテク機器を使って24時間監視下におかれるという状況はそっくりです。

元CIA職員のスノーデン氏によるNSAに関する暴露事件は記憶に新しい所ですが、トニー・スコット監督は既に1998年に、市民を監視下に置くという計画に問題提議をしているわけです。
1998年頃はまだインターネットがこんなに普及していない時でしたが、今なら誰でもGoogle Map で世界中の衛星画像が見れます。
映画ではハイテク集団が主人公を追跡するために用いていた方法が、今私たちは自宅で利用できているのです。
映画の中だけの作り話ではなくなっているのですよ。

映画自体は大変面白いので、お薦めします。

映画ですので、最後には悪い連中はこらしめられるわけですけどね。
最後にはね。( ̄ー ̄)ニヤリ

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