国家情報長官のタルシ・ガバード氏とCIA長官のジョン・ラトクリフ氏は、火曜日と水曜日に、他の情報機関の高官らと共に、下院および上院の各情報委員会で証言を行う予定だ。イラン情勢は明らかに質疑の主要な焦点となるだろう。しかし、議員たちは、いわゆる「ハバナ症候群」問題に対する情報機関の対応について、より厳しい質問を優先して行う必要がある。
ワシントン・エグザミナー紙が昨年12月に指摘したように、政府が「異常健康事象(AHI)」と呼ぶものについて、「ハバナ症候群は、キューバのハバナにある米国大使館で勤務する米国外交官やCIA職員が、原因不明の神経系疾患を患ったとの報告を受けて、2016年に注目を集めるようになった。その後、世界中で米国外交官、諜報員、軍関係者から数百件の同様の事例が報告されている。AHIの症状には、めまい、聴覚障害、外傷性脳損傷、歩行障害などがある。一部の被害者は、重度の障害を負ったり、若くして亡くなったりしている。
『ワシントン・エグザミナー』紙が付け加えたように、数々の説得力のある証拠(こちらの記事の最後までお読み下さい)は、「ロシア情報機関の独立した部署が、恐らく少なくとも以前は元国家安全保障顧問のニコライ・パトルシェフの監督下にあったと思われるが、さまざまなサイズや能力を持つ新型のパルス式マイクロ波兵器を用いて、米軍関係者を攻撃していることを示唆している。「ロシアは以前から、まさにそのような兵器を保有していると主張しており、指向性エネルギー兵器は、ロシアの軍事・諜報機関による研究開発において、長年にわたり重点的な課題となっている。」
しかし、情報コミュニティ(IC)という巨大組織の内、国家安全保障局(NSA)と米陸軍情報司令部を除く全ての機関は、そうは考えていない。ICの残りの機関は、「報告されている『異常な健康事象(AHI)』の背後に外国の敵対勢力が関与している可能性は『極めて低い』」と主張し続けている。これは、2024年12月に公表された、AHIに関する情報コミュニティの最新の評価報告書からの引用である。
しかし、皮肉なことに、この評価は、米国政府がパルス式マイクロ波装置を入手した後に下されたものであることが、今や明らかになっている。独立系ジャーナリストのサーシャ・インガーバー氏とCNNが最初に報じたように、その装置はその後、試験が行われた。ワシントン・エグザミナー紙が複数の情報筋から得た情報によると、これらの試験の結果、同装置は実際に、多くのAHI被害者に医学的に観察された生物学的影響を引き起こし得ることが示唆されている。ここから大きな疑問が生じる。
なぜ情報コミュニティ(IC)の2024年の評価報告書は撤回されていないのか?そして、その評価報告書がそのまま残っている限り、政策立案者たちはICの主張をどうして信頼できるというのか?
ガバード氏は、ICによるAHI(異常健康事象)の調査を検証し、この問題に新たな視点で取り組むという、稀有な勇気を示した。しかし今こそ、なぜその報告書が機密扱いの壁の向こうに隠されたままであるのかを、彼女に問うべき時だ。彼女の報告書の編集版を公開するのは、とっくに遅すぎるほどである。
ラトクリフ氏に、より厳しい質問を突きつける時が来た。何しろ、『ワシントン・エグザミナー』が以前報じた通り、また『ザ・インサイダー』のマイケル・ワイス氏が今回詳細に記録した通り、CIAのAHIに関する調査活動は、組織的な隠蔽工作の臭いがプンプンしているのだから。
両党の議員たちの不満が高まっている。下院情報委員会のリック・クロフォード委員長(共和党、アーカンソー州選出)を例に挙げよう。クロフォード氏は、2024年12月に『ワシントン・エグザミナー』紙に対して述べた発言を繰り返す形で、先週『ニューヨーク・ポスト』紙に対し、「間違いなく隠蔽工作があったと確信している」と語った。
今週の公聴会では、当然のことながらイラン情勢が主要な議題となるだろう。
とはいえ、議員たちが圧力を強めるべき時期はとっくに過ぎている。議員たちは、なぜ情報機関の幹部たちの評価が、これほど多くの反証があるにもかかわらず、依然として現実とかけ離れているのか、その理由を問いたださなければならない。そうすることで、最も緊急性の高い公共の利益に関わる問題において、超党派による監視機能が依然として健在であることを証明できるだろう。
2026年3月16日、Washinton Examiner
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